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UMich Grocery Translation

Neural machine translation plus human refinements by Jungo Kasai, Koji Shiono, and Noriyuki Kojima.

米ミシガン大学による「食品流通の専門家がコロナウイルスを語る。品薄が起こるメカニズムと理想的な食品購買行動」(原題:Grocery shopping during a pandemic: U-M sustainability expert discusses )を、翻訳したものであり、著者の意見、主張を反映するものではないことをここに明記します。また、いくつかの情報は現状を反映していない可能性があります。最新の発表、及びお住まいの地方自治体のガイドラインもご参照ください。

コロナウイルスが世界中に蔓延し続ける中、ミシガン大学の持続可能性研究の専門家であるシェリー・ミラー氏が、食料品の買い物の傾向、買い占め、サプライチェーン、食品廃棄物について語ります。 ミラー氏は、ミシガン大学環境・持続可能性学部の准教授であり、ミシガン大学環境プログラムのディレクターを務めています。彼女は環境エンジニアであり、食品のサプライチェーン、食品廃棄物、食品の環境への影響を研究しています。

質問:食料品の買い占めは、アメリカでの生ゴミの発生量にどのような影響があるのでしょうか?

通常の状況では、アメリカ人は信じられないほどの量の食品を浪費しており、生産された食品の30~40%が廃棄されています。食料品の買い占めは、大量の生鮮品が食される前に腐敗してしまう可能性があるため、家庭での食品の無駄遣いの可能性を高めます。食べ物を無駄にすることはお金を浪費することになるので計画を立てて何を買うかを考えておくことは、流通システムの負担を軽減するだけでなく、お金を節約する事にもつながります。

以下の様なステップを踏むと理想的な食品の購買行動に繋がります。

全ての人が必要なものだけを購入する限り、食料品店が供給難に陥ることはないでしょう。食料品店は棚に十分な商品を補充する時間を得る事が出来ます。

質問:現在の米国における食品流通網の状況はどのようなものでしょうか?

食料品店は、現在の歪な需要レベルに追いつくための設備が整っていないため、一部の商品が一時的に品薄状態になっています。これは多くの食料品店が消費者の常時の食品購買行動に合わせて最適化されているためです。(例:棚のスペース、棚を補充するための労働力、倉庫の保管能力、積込み/出荷ドックの予定。)

地域の物流センターも同様に最適化された設計になっています。コロナウイルスの影響で、人々の買い物の仕方が乱れ、既存のシステムが上手くいかなくなる事は目に見えています。一例として、ある食料品店では、一日に所定の数のトラックしか荷降ろしできません。棚が空になっていても、その商品が不足しているわけではありません。むしろ、現在の流通システムが消費者の買い物行動の大きな変化に適応できていない可能性の方が高い訳です。

消費者が大量の食品を購入して備蓄し続ければ、流通や備蓄の混乱は長い間続くかもしれません。しかし、最初の買い出しパニックの波が過ぎた後、私は流通システムが需要に追い付く事ができると期待しています。

質問:宅配やオンラインショッピングは、食料品店に行くよりも良い購買方法ですか?

オンラインでの食料品の購買(例:食料品の配達やドライブスルーでの受け取り)は、多くの地域で利用可能です。オンラインで注文すると、対人接触の量を減らすことができるメリットがあるので非常にお勧めです。

質問:ソーシャルディスタンス(社会的距離、不必要な外出を控える事で対人接触の機会を減らす取り組みの事)と食品の流通網をコロナウイルスによる混乱から守ることの関係性はあるのでしょうか?

食品の流通網の安定性は、労働者の健康と安全にかかっています。農業、加工、出荷、仕入れ、仕込みに至るまで、流通網のあらゆる側面はそれに携わる労働者によって運営されています。これらの重要な人材を健康に保ち、仕事に従事させるためには、コロナウイルスの蔓延を抑え、保健当局からの指導にすべて従うことが重要です。